LESSON10★リストコック編 左手

リストコック編 左手首前回でやった右手首編で右手だけでクラブをテークバックしてみましょう。右腰のあたりからクラブヘッドが自然に上がりだし、グリップエンドが後方へ入れ替わる時、ここがリストコックになります。

クラブヘッドがターゲット方向へ上りだすと、グリップエンドは逆に後方へ動き出す。
ここで「テコの原理」が働きだします。グリップエンドが後方へ動くということは左腕と左甲骨が引っ張られ「グッ!!」と肩が入り、右ひじは絞まったまま右肩甲骨は後方へ引っ張られ「グッ!!」と入ります。

つまり左肩甲骨(左肩)が充分にまわらないとコックは発生しないということです。これも左手だけでクラブを持って、一度前に出してテークバックしてみましょう。
右腰のあたりから自然にクラブが上がりだし右耳の高さでコックは完了してるはずです。

 

トップでは左手親指の上にクラブが乗って、左手甲は真っすぐになってます。

前回も含めておさらいしますと、左親指を引っ張ってもロック、右手甲側にもロック、右肘も絞られロック! つまりトップでは完全に全てロックされ非常に苦しいはずです。

テークバックからトップにかけても一切、手や腕は何もしない。決して腕でクラブを持ち上げないでください。つまりクラブを持ち上げると何も起きない、コックが出来ないということです。

トップが出来たらあとは、レッスン8でやったように右腰を押し込んでいくように一気にフィニッシュまで行くだけです。