あなたのドライバーは「何」グラム?

本日は「クラブの重さ」について考えたいと思います。
この「重さ」はゴルフクラブ選びにとって、非常に重要な項目。

自分が使っているドライバーの重さってご存知ですか?

おそらく多くの方が知らないはず。
「なんとなく振りやすいから」「人にすすめられて」・・・
それはそれで大いに参考にするといいのですが、
本当に自分に合った「重さ」ってどのくらいなんだろう?

重さが一番影響しやすいのは「ドライバー」。

一般的に
●標準的な体力があるアマチュアゴルファー
290~320グラム

●体力に自信があるアスリートゴルファー
310~330グラム

●体力に自信のないシニアゴルファー
~300グラム

●トップアマ・プロゴルファー
310~340グラム

こんな感じでみなさん持たれています。

理想的には、「自分が振り切れる範囲で、少し重めのドライバー」がいいのではと思います。基本的には重めのクラブの方が、スイング軌道は安定しやすい。しかし重すぎてしまうとクラブに振り回されて、ヘッドスピードが落ちてしまいますし、逆に軽すぎてしまうと、手を使いすぎて方向性が安定してこない。

もし試し打ちができるところがあれば、いろんな重さのクラブを振ってみるといいでしょう。
その中で、自分に合った「重さ」がみつかればいいですね。

大事なポイントは、ここからです。

ドライバーの重さが決まれば、セット全体の重さのバランスを揃えなければいけません。
でないと、ドライバーだけ軽くてアイアンが重すぎたり、その逆も生じます。
セット全体の重量をそろえている方は、実はあまりいらっしゃらない

じゃあどんなバランスで揃えればいいの?

ここに理想のクラブセッティングの法則があります。

●ドライバーと7番アイアンの重量差は、約100グラム

たとえば
300グラムのドライバーをお使いであれば、
7番アイアンでは約400グラム。

290グラムのドライバーであれば
7番アイアンでは約390グラム。

320グラムのドライバーであれば
7番アイアンでは約420グラム。

1番手間で約5~10グラム違ってきますので、セット全体がドライバーの重さにフローしてくると、バランスの良いセットになります。

ぜひ一度、ご自身のクラブセットの「重さ」を測ってみてください。